今般2023年7月15日~17日行われた青年のうたごえ祭典(愛Fes)で、企画運営を担当したのが、愛媛合唱団青年部GLC(Green Love Cantabile)である。
前夜祭では、我々わげずたづとの夢のコラボレーションを果たしたことは、記憶に新しいであろう。
私にとってみれば、初めてGLCを認識したのは2015年に広島で行われた交流会で、その後全国各地の交流会や祭典で、会ったり、歌ったり、時には仲間として、時には良きライバルとして、互いに遠く離れた地で活動しながら、研鑽を積んできた。
それだけに、今回共同でステージに立つ機会を与えられたことは、感慨深い。GLC代表のU氏とは行く先々の風呂場でなぜか会うことが多く、一方が湯船につかっていれば「どーも、お疲れさんです」なんて声を掛け合う仲で、そういうことが、確か広島でも、東京でも、長野では別の人だったかもしれないが、そんな感じだ。
そういうどこか憎めないキャラであるU氏を中心として、よく団結して今回の大きなイベントを成し遂げたことに対して、最大限の称賛を贈りたいと思う。
直前の何か月かは睡眠時間を削って頑張っていたようだ、わげずたづよりもちょっぴり若いから頑張りが利くということも多少はあるだろうが、やはり成し遂げる覚悟と意識があったからこそだと思う。
前夜祭の前日にその忙しい時間を縫って、わげずたづの前泊メンバーとの練習会を設定してくれた。宿まで車2台で迎えに来てくれて、練習場に向かうところでU氏も疲れすぎていて方向を見失うということもあったが、それでもなんとか私たちをもてなそうとしてくれありがたかった。
練習が終わったのが23時過ぎだったかと思う。初めて合わせる歌で楽しいひと時は一瞬で過ぎた。その後も、宿まで送ってくれて、降りる際に聞けばこれからまた練習場に帰って仕事だという。
すっかり観光気分でいた自分が少し恥ずかしい。こういうのは刺激になって後々効いてくる。
自分たちに足りなかったものもGLCを見ているとわかる。やはり全国のイベントをするときの発信力がすごいと思った。
今になってGLCのFacebookを見てみると、直前期には毎日カウントダウンの発信をしていて、GLCメンバーやその他の関係者や出演者の様子が見て取れて、祭典の前から盛り上がれるようにしていたようだ。
これからもお互いに高めあう関係であり続けられればいい。宮城と愛媛が全国の青年のうたごえを盛り上げたという図式ができた。これをきっかけにして、他の都道府県ともつながっていければいい。
♪「僕らの生まれたこの星に奇跡を起こしてみないか」HEIWAの鐘より
感動をありがとう。
やす