若星Z☆つれづれ日記

若星Z☆=わげすたーづ、と読みます。 みちのく杜の都・仙台を拠点に活動しています。一緒にうたってみませんか?メンバー常に募集中。【連絡方法】 下記のメールアドレスまでご一報ください。 練習場所等のご連絡をさせていただきます。 演奏等のご用命もこちらへどうぞ。 アドレス wage-starz@hotmail.co.jp

お別れ会

仙台市内は、天気も良く、車や人の出が多かったです。

自粛が解除モードに切り替わったということでしょう。

 

ただ、もう既に、新たな感染者が出始めているところをみると、また自粛モードになるのではないかと予感しているところです。

 

そんな中、今日は仙台合唱団の集まり兼お別れ会がありました。

このコロナの状況下でなかなか開催が難しかった小林先生とのお別れ会です。

 

事務局の方には特別な苦労があったかと思いますが、このような形で会を開いていただけたことを感謝しています。

参加された皆さんの話を聴くにつれ、小林先生の偉大さ、失ったことの悲しみの大きさ、それでも失いきれてない何かが一人ひとりの心にあることが知れました。

 

この様に話を聴き合うことが、今後進んで行く上での第一歩だと感じました。しかも重要な一歩です。

 

うたごえ音楽シーンにおいて、仙台がひとつの拠点になり得たのは、小林先生が中心になって牽引していたからだと思います。音楽性のみならず人間性において、どこか信頼してみようと思わせる何かがあって、そういう人が指導的な立場にあったということがどれだけ稀有なことだったか、ふつうはあり得ない。知らない人に言っても信じてもらえないでしょう。

 

今後、そのような人が実在したということを、どうやって信じさせることができるでしょうか?

不可能です。

 

だからこそ、多くの人にアカペラ講座を広めて、実際に観て体感してもらいたかったのですが。

それが出来なくなった今となっては、何十年かかるか分からないが、音楽的にまた、誠実さにおいて先生に少しでも近づいて、「もっとすごい人がかつていた」ということを言うしかないのではないかと思います。

 

いや、一人では到底無理な話。何人かでやればあるいは。

 

そのように生きてみてもいいかなと、思わせられてた者の一人として、そのように別の誰かに思わせる、そのような生き方をすることでしか、先生からもらったものを返すことができないと思う。

 

人の悲しみや苦しみに寄り添うことができるのが歌だと、その作品の数々から知ることができた。

 

素材だけが残された、それを音楽として再生・再現させるのが、音楽パフォーマーたる私たちの役割です。そしてそのような音楽を再生産するのが、難しいが重要な役割です。

 

今まで、どんなに苦しい時も前に進ませてくれた。だから、前に進む力も含めて残してくれているはずなので、妙なところで安心してしまってます。

 

今日は、距離を保ち、換気と消毒を十分にして、マスクをしたうえで「人生を流れる歌」「ひとつのピース」を歌いました。「白鳥の歌」を聴くコーナーもありました。

5月6月生まれさんの誕生会もしました。

 f:id:sendaigassyoudan:20200620221938j:plain

 

f:id:sendaigassyoudan:20200620222146j:plain

 

やす

 

P.S.道に迷いそうなときに、このページを観に来たいです。