歌詞を作る手法として、まず物語を作ってしまってそれに歌詞をつけるという手法があるそうです。
それに則るというものでもないですが、こんなイメージ(妄想ともいう)をもとにオリジナルソングたたき台を作ったので歌詞修正のヒントにしてみてください。
登場人物
僕:歌詞の主観にあたる人物。男性。
君:歌詞に出てくる君。高校のクラスメイト。女性。
当時、僕は思春期の真っ最中。周囲のクラスメイトと波長が合わずうまく馴染めない。
今の現状、自分自身、将来それらに対して希望を持つことを諦めてしまっていた。
ただ、その日その日を日常の流れに身を任せるて生きていた。どうせ何事もロクなものに帰結しないのだから。
ある日の放課後、君は黒板に大きくこう書いた。
大丈夫、明日が僕らを待っている。
多分、この言葉を先生や他のクラスメイトが書いていたらチープだなと鼻で笑っていたと思う。
でも君は堂々と、その言葉の意味を信じて書いていたから。
僕の心にその言葉が響いた。
大人になった今でも心のどこかで響いている。
その日から、少しずつ僕の中の諦観は溶けていった。
君の言葉が溶かしてくれた。
時は過ぎて、社会人になった僕。
辛いことやしんどいこともあるけれど、嬉しいことや楽しいこともある。
笑いあえる仲間もできた。
人生を腐らずやってこれたのも君の言葉があったから。
だから今は離ればなれだけれども、君のことを僕は想う。
もしも君に辛いことや悲しいことがあるのなら、今度は僕がもらったものを返す番なんだと。
その気持ちが届くとか、届かないとかそういうのが問題ではなく。
(現実問題として、届かない)
そういうふうに相手を想えること自体が、とても大切だと。
そんな事を思いながら、僕は夕暮れの仕事帰りの道を歩いてる。
的な感じでございます。そんな感じでもう一度歌詞を眺めてみれば、これだってフレーズも浮かぶかも?
これが最終的な答えだっていうものでもないので、参考にしてみてください。