若星Z☆つれづれ日記

若星Z☆=わげすたーづ、と読みます。 みちのく杜の都・仙台を拠点に活動しています。一緒にうたってみませんか?メンバー常に募集中。【連絡方法】 下記のメールアドレスまでご一報ください。 練習場所等のご連絡をさせていただきます。 演奏等のご用命もこちらへどうぞ。 アドレス wage-starz@hotmail.co.jp

合唱本

大崎市の図書館に、音楽に関する本を集めた特別展示コーナーがあって、興味深い本がまとまっておかれていた。

その中の一冊を借りてきて読んでいる。

「声が世界を抱きしめます 谷川俊太郎 詩・音楽・合唱を語る」

中地雅之編著

東京学芸大学出版会

 

という本です。

大学で行われた合唱講座の様子を本にしたものです。

インタビュー形式で進行していき、時々学生による合唱の発表が挟まれてます。

その合唱の部分は、文字で書かれても分からない。

でも今はYouTubeというものがあって、合唱になっている谷川俊太郎さんの作品はほぼインターネットで視聴できるようになっている。

 

紙の本を、電子機器の動画で補うことができるというのは、現代ならではでしょう。

音楽、絵など芸術作品の場合、文字でどれだけ表わそうとしても、実際に触れてみないことには分からないのです。

 

そして、実際に触れて体験するだけでもそれは不十分で、文字によって解説をされて理解が深まるという部分もあります。

 

さらに、読むだけでも足りなくて、自分でよく考えなければその対象物を味わいつくしたとは言えないでしょう。

 

いろんな角度や切り口から、アプローチして、作品を観ていきたい、特に古いものなどを。新しいものを創造するためにする日々を積み重ねはこういうことなのかもしれない。

 

谷川俊太郎さんの作品で好きなのは「朝のリレー」です。

「カムチャツカの若者が・・・」という有名な詩。

どこか異国の朝もやの中で少年や少女が苦いコーヒーを飲んで姿が浮かんできます。

あした、だれかからわたされたあさを、しっかりうけとろうと、おもふ。

 

やす

今週は雨でした

梅雨でじめじめですね。

そんな中、楽天イーグルスは調子がいいです。

長年ハクション大魔王として親しまれていたウィラー選手が突然トレードになってしまいました。巨人に行っても愛されるキャラでいてください。

 

最近は、食後のデザートとしてフルーチェ(ハウス)を食べてます。なんとなく作ってみたら美味しかったので。

そういえば、昔妹が作って冷蔵庫に入れてたのを食べた記憶が・・・。

作る楽しさが美味しさにプラスされるのは音楽と同じではないか。

 

化学の実験にもなる。ペクチンとカルシウムが結合して凝固し、それでフルーチェが完成するのである。パッケージの絵はやなせたかしさんが描いてるのも得した気分になります。

 

とりあえず、いろんな種類のフルーチェを楽しんだ後に、トッピングを試してみようと思います。

 

やはりフルーチェといえば西田ひかるさんのCMが思い出されます。

 

やす

YouTubeに寄せられた問い合わせ

仙台合唱団と若星Z☆が2010年に合同演奏した「Happiness」の音声をYouTubeにアップしておいたところ、今まで3700件の視聴がありました。

最近、「どこで楽譜を手に入れたんですか?」という質問のコメントが付きました。

そこで私は「楽譜は編曲者が仙台合唱団と若星Z☆のために書いたものです」と返信しておきました。

すると、それに返信があり「楽譜は売ってないということですね、今度部活で合唱するのでこの演奏を参考に編曲しても大丈夫ですか?」

というようなことが書いてありました。

正確なところはYouTubeで観てくれればと思います。

 

そこで私は、どう返事をするのがいいのか迷ってしまってます。

部活ということは学生でしょうが、音だけを拠り所として編曲をしようとしてる。

すごくエールを送りたい気分です。

編曲すること自体は、著作権法等から逸脱しない限り問題ないとは思う。

編曲自体に独自性があるとも考えられる、とすればダメだと突き放すこともできるかもしれない。もっとも、部活という教育の一環としてするのであれば、推奨されるともいえる。

むしろ、小林楽譜のクオリティーを広めるチャンスと捉えれば、どんどん参考にしてくださいとなる。

広めるってことからすれば楽譜を送付することも考えられる。

編曲の参考にしたいというあたりにその学生の粋さを感じ、伸びようとする芽をつぶすまいと、やはり楽譜という「答え」を送ってしまわない方がよいのか?

とか、いろいろ考えてしまいますが、匿名でコメントを書いてるうちは適当な対応をしておこうと思います。

そのうち、事務局あてにメールでもくれば、その後の相談になるでしょう。

 

ということで、若星Z☆のオリジナルソングも部活で歌って下さい、切にお願いします。

 

YouTubeへのリンク↓

https://www.youtube.com/watch?v=hdWAe94gNfY&lc=Ugy42RbS2hDHX6fphuZ4AaABAg.9A9KHaeGLOo9AHZFgFa_5v

 

やす

日曜日の練習音源

カルビーかっぱえびせん、フレンチサラダ味を食べたら、やめられないとまらない、今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

録音を貼り付けることができるのが、以前のブログ「ウェブリブログ」でした。

なので、音声の録音などはそちらに貼り付けて、リンクを貼ることにします。

昔のブログもそのように再活用できることになります。

 

sendai-acappella.at.webry.info

 

ブログ係やす

今日の練習報告

今日は、いつ以来だったか、久しぶりに若星Z☆の練習があった。

わげTシャツを着て、泉中央市民センターの音楽室で。

 

11名の参加。

 

練習曲、

・小さな世界

・世界はハーモニー

・命の花

・あの日の詩

・まだ見ぬ星を

・Daydream Believer

・The Longest Time

・I Just Called To Say I Love You

・万里の河

・笑顔

やさしさに包まれたなら

残酷な天使のテーゼ

 

調理で言うと、仕込みにあたるのが、練習です。

美味しいものができて、どこかの機会に発表できればいいと思います。

 

まずは、この再スタートを喜びたいと思います。

小林先生が小林小話の中で言及されている「あの日の詩」も歌うことができました。

小林小話の書き起こし↓

https://sendai-acappella.hatenablog.com/entry//201612/article_12.html

その2↓

https://sendai-acappella.hatenablog.com/entry//201812/article_18.html

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やす

 

お別れ会

仙台市内は、天気も良く、車や人の出が多かったです。

自粛が解除モードに切り替わったということでしょう。

 

ただ、もう既に、新たな感染者が出始めているところをみると、また自粛モードになるのではないかと予感しているところです。

 

そんな中、今日は仙台合唱団の集まり兼お別れ会がありました。

このコロナの状況下でなかなか開催が難しかった小林先生とのお別れ会です。

 

事務局の方には特別な苦労があったかと思いますが、このような形で会を開いていただけたことを感謝しています。

参加された皆さんの話を聴くにつれ、小林先生の偉大さ、失ったことの悲しみの大きさ、それでも失いきれてない何かが一人ひとりの心にあることが知れました。

 

この様に話を聴き合うことが、今後進んで行く上での第一歩だと感じました。しかも重要な一歩です。

 

うたごえ音楽シーンにおいて、仙台がひとつの拠点になり得たのは、小林先生が中心になって牽引していたからだと思います。音楽性のみならず人間性において、どこか信頼してみようと思わせる何かがあって、そういう人が指導的な立場にあったということがどれだけ稀有なことだったか、ふつうはあり得ない。知らない人に言っても信じてもらえないでしょう。

 

今後、そのような人が実在したということを、どうやって信じさせることができるでしょうか?

不可能です。

 

だからこそ、多くの人にアカペラ講座を広めて、実際に観て体感してもらいたかったのですが。

それが出来なくなった今となっては、何十年かかるか分からないが、音楽的にまた、誠実さにおいて先生に少しでも近づいて、「もっとすごい人がかつていた」ということを言うしかないのではないかと思います。

 

いや、一人では到底無理な話。何人かでやればあるいは。

 

そのように生きてみてもいいかなと、思わせられてた者の一人として、そのように別の誰かに思わせる、そのような生き方をすることでしか、先生からもらったものを返すことができないと思う。

 

人の悲しみや苦しみに寄り添うことができるのが歌だと、その作品の数々から知ることができた。

 

素材だけが残された、それを音楽として再生・再現させるのが、音楽パフォーマーたる私たちの役割です。そしてそのような音楽を再生産するのが、難しいが重要な役割です。

 

今まで、どんなに苦しい時も前に進ませてくれた。だから、前に進む力も含めて残してくれているはずなので、妙なところで安心してしまってます。

 

今日は、距離を保ち、換気と消毒を十分にして、マスクをしたうえで「人生を流れる歌」「ひとつのピース」を歌いました。「白鳥の歌」を聴くコーナーもありました。

5月6月生まれさんの誕生会もしました。

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やす

 

P.S.道に迷いそうなときに、このページを観に来たいです。