今年もあと一日で終わりとなりました。
11年ぐらい前、ぼくに居場所というものをくれた、アカペラ講座の父”ちょーさん”からのメッセージは心に響きました。今回のアカペラ講座も、迷ったときはちょーさんならこうするだろうなと想像して作りました。
改めてその大変さを思い知らされました。そしてまた、人との出会いが財産だということにも、改めて気づかされました。
話は変わりますが今年の締めとして、タイトルでもある小林小話を書き起こして載せておきます。これもまた、私たちがやっている歌の活動の指針ともなりうる、地下水脈だと思います。
小林小話とは、先日のイヴコンサートで、私たちの講師である小林先生がちょっとした話をするという企画があり、その一幕での話です。
以下、録音からの書き起こし~
<小林先生の小話>(書き起こし;やす)
えー今日はクリスマスイヴコンサートにお集まりいただきましてありがとうございました。
えーと皆さん学校で音楽の授業の経験や、それから音楽関係の部活動をするという経験がある方もいると思いますが、学校を卒業すると、音楽に触れる機会は、よっぽど意識的じゃない限り少ないと思います。
そんな中で、皆さん若いながらも仕事をしていたり、忙しい毎日の中で、2週間に一回の練習に集まって頂いて今日の日を迎えることができました。
母体のわげすたーづに参加してくれた皆さんは、今回も非常に個性豊かで、古い「冬の夜」を弾き語りしてもらったり、魂を込めてソロでうたったり、トナカイの楽しくはじけた踊りを踊ってもらったり、史上最強のMCといわれるMCをたくさんやってもらったり、遠く石巻からわざわざやってきてくれた方、そのようなメンバーと楽しく練習して参りました。そして練習の3分の1くらいはほぼレクリエーションだったんじゃないかという楽しい練習をしてきて、本日を迎えました。
アカペラという今回ほとんど伴奏なしで演奏しましたけど、非常に難しいんですよね、伴奏がない状態で歌うというのは音程を支えながらリズムも自分たちでキープしていかないとダメなんで、技術的にはもっとこれからも練習していきたいと思いますけども、最初の方に歌ったわげすたーづのオリジナル「あの日の詩」というのがありましたけれども、あの日の詩が今日の演奏会になって、またいつか振り返る日がくればいいなあと思います。
というわけで、今日は本当にありがとうございました。
それから、年齢というのは相対的なものなんで若いって思ってる方はぜひ、「わげすたーづ」に、若くないって思ってる方は、途中で歌った「合唱団」で一緒に歌えますので。人生の中で音楽とともに歩むというのは素晴らしいと思いますんで、一緒に歌える方は、歌いましょう。
ではありがとうございました。
以上
やす