2024年今年初めの練習会場での集まりは、前年度の総括を受けて次年度の方針をたてることを午前中に行いました。午後は集まった詩を曲にしていくという創作の会でした。
次年度の方針は行事の日程を見ながら、どういうことを活動の柱としていくかということについて話し合いました。創作、発表、イベント出演、レコーディング、レクリエーション(芋煮会、餃子の会、花見、カラオケ、創作合宿)などをしていくことになりました。今年も、充実した活動ができそうな予感がしています。
午後は夕方まで創作漬けでした。パソコンの音楽ソフトのファンファン♪っていう音が夜寝る瞬間に聞こえてきそうなほどに。
全員で創作に関わるって、今までなかなかできそうでできなかったことかもしれません。ともすると、面倒くさかったり、統一感が失われたりってこともあって、まだ完成形がどうなるかは未知数ですが、不安なのが正直なところです。
けど、そうまでしても得られる何かがあるかもしれないと、今日の創作体験で思いました。メンバーのうち何人かは詩を書き、共有し、またメンバーの何人かがそれらの詩に対して音をつけていく、一つの詩に複数人が音をつけたり、ある詩は今回誰も付けなくて次回に持ち越されたり。
ここまでで、詩にも曲にもあまり関わってなかった人も、曲としてのイメージから細かいところを作りこんでいく段階で気になったところをあげてくれて、それが音符やリズムに落とし込まれていく。
みんなそれぞれ気になっているポイントが違う。「そういう感じを出すためにはここはこういう風になればいいのではないか」「いやそこは流れとしてはこうだからこの長さの休符で・・・」などのやりとりが幾度となく繰り返されて、あっという間に時間が過ぎていきました。
自分以外の意見を受け入れて、できてくるスピードは遅くてうまくいかない感覚に支配されたり煮詰まったりということもあるのですが、どういうわけか幸福感が残る時間でした。
共同創作。作る苦労も喜びも仲間と分かち合える。これが作品として完成したとき、歌われて育っていくとき、自分たちがどう感じるのかも楽しみかもしれません。
この楽しいにおいを嗅ぎつけてか、仙台合唱団から2人、元団員の方1人が遊びに来てくれました。
やす