明日は、国政選挙があるので行こう。宮城県民にとっては県知事選も同時にあるので、行くしかない。それから、最高裁判所の判事(今回の対象者は11名)の不信任投票もあるので、携わった裁判や、考え方、プロフィールなどを参考にして投票しよう。
選挙で政治が変わる。個人が世の中を変えようと思った時に行使できる最も手っ取り早い方法ではないだろうか。選挙の力というのは不思議なもので、一人が一人以上の力を発揮できるシステムだと思う。「誰かを選ばない」ことと「誰かを選ぶ」ことを合わせて二人分の影響力を行使することができる。
このような、選挙という簡単な公民権の行使をすることなしに、世の中や政治が悪いと文句を言うことは、筋が通ってないと思う。選挙に行って、心置きなく政治を批判しよう。自分が選んだ、代議士や裁判官は期待通りの仕事をしているか見張っておかなければならない。それを、その次の選挙の参考資料にしよう。
何回も、代議士に裏切られたら、その時は自分で動く番だ。自分なりの「おかしい」「まちがってる」といった問題意識を、今度は自分が自分の言葉で民衆に訴えかけることになる。
その民衆同士の議論の深まりの循環があって、民主主義は機能するようになる。
まず、選挙に行こう。
やす