僕が、親団世代になった時に、将来のわげ世代と一緒に歌ってみたい曲を選ぶとしたら何がいいだろうか。
たくさん出てきて選ぶのが難しいと思う。そこで、今日聴いた中でいいと思った曲限定で、選ぶとする。
あいみょんさんの「君はロックを聴かない」を挙げておこうと思う。
そんな先の時代のことを想像する。
平和だろうか。
僕は、日本国憲法が好きだ。
日本国憲法の持つ思想を誇りに思っている一人だ。
例えば、ピアニストが一人の人間として、ピアノと向き合って生きているのと同じように(という比喩でいいのかな?)、18歳で法を志して以来、いい時も悪い時も、憲法と向き合って生きていて、それが今でも続いている。
これからも、存在をかけて主張し、問題と向き合い、理解し、説得していきたいと考えている。
日本国憲法を変えてはいけない。
全人類の遺産であるから。
少なくても、一政治家の一存で変えられることが可能であるかのような印象を、受け取りようによって持ってしまう今の社会の風潮を決して見過ごすことはできない。
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。 われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、 名誉ある地位を占めたいと思ふ。 われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、 平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」
(日本国憲法 前文)
日本のことのみならず、地上から永遠に専制と隷従、圧迫と偏狭を除去しようという宣言。こんなに、当たり前のことを言ってくれている崇高な文言があるだろうか。
本当に苦しんでいる一人ひとりに、これだけ拠り所となる文言があるだろうか。
絶望しながらも、真っ当な世界を夢見ている一人ひとりを、これほど支えてくれる文言があるだろうか。
やす