2017-03-31 読み物案内 書評 自由帖 今年、直木賞に選ばれた小説家が、学生時代に仙台で合唱をしてたと知って読んでみました。 恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」です。 仙台で合唱、音楽をすることの幸福をこの本を読みながら噛みしめました。 音楽っていいな、言葉っていいな。 1ページ毎に涙が出る本に久々に会いました。 もしこの世界に自分ひとりしか存在しないとしても、音楽を楽しむことができるくらい音楽が好きになりました。 本当の音楽の入り口を言葉を尽くして提示された気がしました。 北関東のとある海沿いの街に出張中のやすでした。