さてさて、
春一番と共に我らが若星Z☆の活動も活発化してまいりました。
とはいえ、
「仙台合唱団アカペラ講座 わげすたづ」
と私たちが呼ばれていた頃からおなじみの方には通りの良い当て字も、
はじめまして、またはおひさしぶりの方には「?」と思う部分もあることでしょう。
というわけで今週は伝え聞いたこの名前のいきさつをご紹介したいと思います。
ちょっと長くなっちゃうかも。ごめんなさい。
~以下の記述は若干のフィクションを含みます~
時は平成、世は太平。
テレビではきらびやかなスターたちが恋の歌を熱唱し、
街にはおめかしをした若者たちが溢れる、そんなある日のこと。
みちのく杜の都で、一人の男が頭を抱えて悩んでおりました。
その名はチョーさん。
後に首相となる某福田氏にそっくりな外見を持つ彼(当時50歳前後)は、
テレビで見かけたニュージャンルの歌『ハモネプ』にうっかりハマってしまい、
自分もぜひ若者たちを集めアカペラを歌ってみたいと思っていたのです。
しかし思い立ったはいいものの、
肝心の若者集めをどうしたらいいものか見当もつきません。
そこで所属している団体、仙台合唱団の仲間たちに相談してみました。
歌声喫茶バラライカに集った仲間たちはチョーさんのアイデアにこぞって賛成し、
仙台合唱団の中に新しい枠組『アカペラ講座』を作ることが決まったのです。
講師は仙台合唱団の指導者でもある小林康浩先生、
副講師に指揮者からピアニスト、歌い手として幅広く活躍するジョセフィーヌ、
合唱団からの助っ人としてshunさんややぶちゃんといった心強いメンバーを集め、
ついにチョーさんは街へ打って出ます。
チラシを各地に設置し、それを目にした若者たちに次々と歌声の魅力を布教していったのです。
ゆういっちゃんやまりちゃんといった第一期生はこの時やって来たメンバーですね。
立ち上げ当初は半年、一年と期間を区切って受講生を募集していたアカペラ講座も、
三期目からは晴れて無期限の活動を許されるようになりました。
この頃から仙台合唱団の手伝いでちょこちょこと顔を出していた成果もあってか認知度も上がり、
「仙台合唱団のわげすたづ」というあだ名で呼ばれるようになります。
*わげすたづ=東北弁で若い人たち
一方その頃、わげすたづ内部ではメンバーの心持に少しずつ変化が訪れていました。
ストリートライブ、単独コンサート、各種ステージへの参加など、
着実に場数を重ねてきたわげすたづは次第にお互いを
「講座のメンバー」というより「仲間」として認め合うようになってきたのです。
こうして「アカペラ講座」は「仙台合唱団のわげすたづ」を経て「若星Z☆」と進化いたしました。
……え?
なんか肝心な部分が抜けてるって?
いやなんだか随分長くなってしまったので、このあたりで自重しようかと思ったのですが。
好評ならば次回があるかも。
Z軸の向こう側のエピソードとかもいずれ紹介できるといいですね~、チョーさん。