百人一首の57番目、
めぐりあひて
みしやそれとも
わかぬまに
に表題の下の句が続く。
友達とのつかの間の再会を歌った歌。
実名、生没年不明。
藤原為時の娘で、父の地方赴任に伴って、越前に住んでたこともあるようである。
「源氏物語」作者は謎に包まれている。
が、歌や作品は確かであるに違いなく、時代を超えて親しまれている。
やす
そういえば、昔ソニーのプロバイダーでso-netってあったけど今どうなってるのだろう?
さだまさしの「道化師のソネット」はソネットなのかどうかをちょっと調べてみた。
結論として、ソネットではないというのが私の見解だ。
タイトルを決めた経緯としても、偶然14行だったからということのみで決めたとあることからそうであろう。
ソネットというのは、ヨーロッパなどで古くから研究されている詩の形式で、14行であることのみをもってソネット形式であるとすることはできないのである。
が、歌のタイトルに何をどうつけるかは、自由であり詩の一部であると考えれば、悪いタイトルではないと思う。川柳を俳句と言ってしまうぐらいの差はあるにせよ。
VHS風に画質を落とした、「道化師のソネット」の動画、仙台合唱団の合唱。
さて、憲法によって芸術が守られることもあることを知った。より詳しくは最高裁が憲法を守ることもあると知って、感動した。日本の政治が立憲主義のもとで行われてなくて最高裁も司法権として独立するのではなく行政権によりそって仕事している。なので、ごく一部の分野で珍しく憲法によって人権が守られる判決が下されると、世の中捨てたもんじゃないと思ってしまう。このようなことで感動するほど喜ぶような世の中では本来あってはならない。
逮捕された俳優が出演している映画が助成金を受け取ることができるかどうかという世間の注目も集めた事件だ。
これに関しては、最近の新聞などにもあるが、伊藤塾の塾長雑感の2023年12月の回を参照されたい(この回は神回である)。#伊藤塾 #塾長雑感
憲法改正を議論しようとしている政治家は、ルールを守れない人たちがルールを変えようとしている点で発案の資格すらない(横暴さはジャイアンのようだ)。違憲状態の選挙で選ばれているので議員の資格もないのである。この点や、防衛政策の点などでは、まだまだ最高裁は政府の味方で三権分立とはほど遠い状態である。
憲法は国民のためのもので政治部門の行動を規制するためにある。
それを理解してないで国を運営してる人が多い。
国民は信用しないで見張り続けなけれなならない。
やす
本日の練習は、前半は松本先生によるボイスレッスン。
準備体操、発声練習の後、前回に引き続き、「音程のカノン」男声女声に分かれてと合わせて、輪唱したりした。
ちょうど良い息づかいが大事。炎と同じで、ぼわっと出たり、消えそうになったり、ではなくてちょうどいい塩梅に調節する技術が求められる。
一度ずつ下がっていくところは、輪唱になった局面であいまいさが目立ってくる。やってみて難しいと感じるけど、これを日常的に歌っていけば力が付くと思う。度数を感じられるようになれば、いろんな歌を歌いこなせるようになるだろう。
狙わないと正確な音は出せないような練習なので、なんとなく合ってしまう音を出すよりもいい練習になる。
全音下がるところと半音下がるところを意識して歌えるようにすることが、自分的には目標。
今日は、前回やらなかった、楽譜の下段の方の、4番、5番、6番を輪唱、同時歌い、一部半音下げて、と練習方法を変えて練習した。
後頭部の辺りを開く感じで。短音符を弾かない(当てに行かない)、ひとつながりのように歌う練習。
後半は、創作合宿やレコーディングなどについて話し合いをした。
「手と手」をメトロノームBPM=118に合わせて1回練習した。
クールリュミエールのチラシを見つけたので紹介する。
合唱の歴史を見ると出てくる大中恩や、うたごえ系の合唱団にもなじみのある池辺晋一郎。それにシューベルト。
今回も聴きごたえありそうなラインナップとなってるようだ。
やす
仙台合唱団とともに毎年参加させていただいている、多賀城手をつなぐ育成会の成人を祝う会のイベントに今年も参加させていただきました。
合唱をやっていると、歌う意味を忘れてしまうなんてことも時にはあることと思います。その歌う意味を思い出させてくれるのがこのイベントで、毎年参加させていただいて、ありがたいことです。
何のためっていうことを考えることと、それに沿って行動すること、それもひとつメンタルを整える方法なのかもしれません。心身ともにチューニングするのに必要なのは、多分家庭でも職場でもない、合唱サークルのようなところです。
明日から頑張れます。
今日は、関東の方は雪のようでしたが、多賀城辺りは晴れてました。
日も長くなりました。夜になり「余寒厳しい折」という言葉が似合うぐらい寒くはなりましたが。
歌った曲
二十歳のあなたに
まだ見ぬ星を
(↓歌う会)
パプリカ
たんぽぽ
みんながナンバーワンにならなくてもいいって歌うんだったら、
私はナンバーワンになってもいいですけど。
常にぎらついたものを心に持っていたい、それが若さだ。
やす
大寒の末候、鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)です。
ブログのネタに事欠いて、72節季を書いてみました。
大寒という割には日中の最高気温10℃ぐらいと、寒さが和らいだ日でした。
キツネダンスならぬ、子ぎつね体操をして、発声しやすいように身体を動かしました。
そして、今週末にある、手をつなぐ育成会のイベントに向けて、確認したりしました。
パプリカ
356日の紙飛行機
世界で一つだけの花
以上、歌う会用。
まだ見ぬ星を、発表用。
レコーディングについて情報共有しました。
「手と手」をBPM=118のクリック音とともにさらいました。
レコーディング完成したら、皆さん買ってください。一応セカンドアルバム、となるのかな?
普段曖昧に歌ってたようなところを再確認しつつ、なので気づきもありました。
やす
同じ曲のバージョン違いの楽譜が複数手元にあるなんてことは、合唱団あるあるの一つ。誰もが学校で歌ったのではないかと思われる「翼をください」もそのようなものの一つかもしれない。
4種類以上の「翼をください」を今まで歌ってきた。人の数だけハモリの種類があるかもしれない。大勢で歌ったらカオスになりそう。
人間に翼が生えたら、富や名誉がもれなくついてくるとは思うのだが、まあいい。詩が言いたいのはそういうことではないのだろう。
自由というのは、誰のためであろうか?
2種類聞き比べてみよう。
↓仙台合唱団バージョン
↓植田あゆみさんのコンサートで歌ったバージョン
翼をください Wing to Fly: 仙台合唱団若星Z☆ (seesaa.net)
やす
私には和歌の素養がないので、和歌の素養がある人がいいと言ってた歌を味わってみて「うん、やはりいい」と確認するぐらいのものだ。百人一首以外は。
そのように最近知り、携帯している歌として、宮城にあそぶ人々に共感できるようなものがあったので紹介しておく。
さまざまに
こころぞとむる
みやぎのの
はなのいろいろ
むしのこえごえ
このような歌のおかげで、平日仕事をしてても、気分は遊んでいる、庭には積もった雪、夜には月が出ている。
そんな季節の移り変わりの事象一つにも、心が豊かになっていく。
遊ぶというのは、時間とお金をかけてするものではなくて、こういう隙間時間に窓の外を眺めたり、夜空を見上げたりすること、なのかもしれない。
ちょうど、今「言語の本質」という本を読み始めたところで、オノマトペについて研究できそうだ。上記引用の歌にある「さまざま、いろいろ、こえごえ」こういうのはオノマトペなのかどうなのか?
オノマトペといえば、私は「ふつふつ」っていう言葉が結構好きだ。
なんか力が湧いてくるような気がする。
そしてなぜか、高校時代、高校の廊下を走っていたときの場面を思い出す。
高3の時、1日2コマしか授業がなかったので、教室と図書室と会館の間を移動してた時、基本小走りだったような記憶がある。
座右の銘は特にないので、ことわざみたいに言葉として独立してるようなものより、身体感覚に根付いたオノマトペの「ふつふつ」の方が私にとっては何というか重宝する。
自分にしっくりくる名言やことわざがないという人は、オノマトペから探してみてはどうだろう?
月を撮ったつもりが太陽のように見えなくもない
やすやす