11月17日 土曜日の今日は晴天でした。
今日もし、何も予定がなかったならば、ある勉強会に参加して「バートランド・ラッセル」について学んでいるところでした。
が、そのような未来は来なかったので、その部分は自習しようと思います。
さて、ではどこで何をしたか。
復興住宅の集会所での歌声喫茶に参加したのでした。
仙台合唱団の支援活動として、歌声喫茶などをして被災地等で、一緒に歌って元気になっていただくボランティアがあります。
今回は、海沿いの町宮城県山元町の「つばめの杜復興住宅」にお邪魔して歌声喫茶を開きました。
若星Z☆からは、親団所属組も含め5名の参加でした。
<集会所の壁画>
ドリフでお馴染みの「いい湯だな」ダンスあり。
歌姫太田さんによる、「夜明けまで踊りたい」あり。
充実した一時間半でした。
「みかんの花咲く丘」
これを聴くといつも思い出すのは、何時ぞやの遠足でバスガイドさんが歌ってくれた替え歌です。
♪みかんの花が埼玉県・・・というあの有名な替え歌です。
であるからして、バスガイドってのはすごい仕事だなあと、改めて思います。ずーっと後まで、歌った一回きりの歌を覚えられるのですから。
最後には、仙台合唱団の演奏として、「ヨイトマケの唄」「人生を流れる歌」
アンコールとして「高原列車は行く」を歌いました。
NHKの「にほんごであそぼ」に出てくる(みわさん)美輪明宏さんにどうしても着目してしまう私です。「ヨイトマケ」はお客さんが泣き出しても、それに関わらず歌ってるこっちも泣けてくる歌です。
特に個人的にヤバイのは「♪おまけに僕はエンジニア」の所です。
これは自分のことだと、エンジニアである私は思わざるをえません。
ただ、悲しいかな、現代の日本においてはエンジニアは必ずしも成功者というわけではなく、技術を安く買いたたかれてるだけの印象があります。
大変な業界は他にもあるでしょうが、こちらもブラック的な境遇が永遠に保証されています。
そういう意味でも「ヨイトマケ」は泣けるのです。
そんな悲しい歌なのに、歌った後スッキリするから不思議です。
歌う仲間に加えてもらった合唱団にも感謝するぐらい。実は自分も歌いたかったのかも知れません、今までも。
それとも、これが歌の持つ力なのでしょうか?
やす