松本先生による、ボイストレーニングがありました。
首や肩を回す準備体操から始まりました。それから、発声練習をして、「手と手」の練習を診ていただきました。
楽譜も大体固まってから、半年ぐらい自主練習したりしてきたオリジナルソングの「手と手」ですが、今回松本先生にみていただいたことで、少し進化を遂げることができそうな気がします。
松本先生の指摘は、とても具体的で、分かるように伝えてくれるので、いつもながら助かります。それに、わかるということは、それだけで楽しいものです。うがった見方かもしれませんが、観客にも分かるようにさせるためには、歌い手自身がわからなければならないという考えが前提にあるのかもしれません。
だとしたら、なお素晴らしく思えてきます。観客にもいつか伝わるような歌い方ができるように精進していきたいです。
「あ」は口を大きく開き過ぎない。言葉の中で助詞などを強調しない。「楽しさ」だすために、ほっぺを5mm上げる、鼻に当てて響かせる、手で円錐形を形作る。細かい音符の所では、カ行の音を意識する。「あ」で開かないために「う」の口で準備する。ベースはエレキベースの楽器のように重厚に。各パートが合わさる所などではインパクトを出すために、スパンと入る。探り合うと遅れがちなので気をつける。
最後に、全員で腕をつないで、同じ一点の個所を見ながら歌いました。一体感が生まれて、「手と手」が音楽としてピチッと決まったような気がしました。途中楽譜に気を取られて一点から目を離すと綻びが生じたりもしました。
暗譜して、一体感を持って歌うことがこれからの課題です。一体感を持とうとして、周りの声をよく聴こうとするのですが、聴き過ぎるのも良くないということなのかもしれません。全体として程よく聴き合い、意識を合わせるということが大事になってくるのでしょう。
松本先生のレッスンは前半で終わり、後半は自主練となりました。クリスマスの曲を一通り。クリスマスメドレー、荒野の果てに、牧人羊を、ヘイルホーリークイーン。
前回から玄関前に木箱に入ったリンゴが置いてあり、どうやら大家さんからの差入れであるらしいとなり、一個づつもらって帰りました。次回まだ余ってるようなら、今度は青い方のをいただこう。大家さん、ありがとうございます。
やす