9月22日火曜日
14:00~16:00
参加8名
講師:かすみさん
練習曲
1.夜空ノムコウ
2.A Whole New world
3.息吹
4.もう一度
<夜空ノムコウ>
立体感を出すには、メロディーとの関係、アカペラであることからくる、リズムや音程感が不安。
講師により、アカペラの楽しさと不安な部分を聴取。
フレーズを収める時に、テンポから遅れる傾向がある、推進力がある中間部分ではうまくいっている。
小林先生が書くリズムは「隙間家具」である。
メロディーの間にあっては、けっこう出してよい。
ドゥドゥドゥドゥッドゥーなど。
1回目より2回目のドゥに重点を置く。
ここでも、弱くなるところを意識的にビートにのせていかないとずれてしまう。
Basメロディー
「こうえん」もう少し鳴らす。
「かぜがふいた」後からくるパートを想定して、豊かに鳴らす。
言葉の部分と、ウー、アー、オーでは音色を変える。ニュアンスはそのままでも音色で変えてみる。
主張の強さが違う。言葉の部分はリズムをもっと感じて良い。
歌詞のパートはビートを感じる。
「きみがなにかつたえようと~」
女声アンサンブルを立体的に。
強く歌おうとすると、速く前のめりになる傾向があるので注意。
箱6、箱7「ぼくのこころの~」の部分はどういう歌い方をしたいか。
ユニゾンからハーモニーそしてリフレインへ行く部分。
「やらかいばしょを」で一段強く。
「いまでもまだしめつける」でもう一段強く。
その後のWooもさらに強める。
箱7のアルト、ベースは
箱5よりも、濃く歌ってよい。
小林先生のように現代の作曲家は、詳細に記譜をしている。細かいところまで意味がある。なので、自主練の時などにいろいろ楽譜を参考にチャレンジしてもよい。
箱10「かなしみっていつかは」
のギザギザ進行は、揺れながらニュアンスを出せる。
横につなぐ、と縦を感じるを適宜意識する。
<A Whole New world>
真ん中あたりまでは、ベースのリズムを頼りに行ける。
混線してきたときに、迷子になりがち。
ボサノバ。
リズムは同じでも乗りを揺らしていく。
出だしはしっかり出す。途中抜くところは抜く。
シンコペーションは弱いところでも音をしっかり立てる。
音符と一緒に気分も上げていく(17小説のようなパターン)。
八分休符をしっかりとる。
箱B
オとアの違いを意識する。
表情をつける。和音によって。
箱C
休符を守るために、手拍子をたたく練習をする。認識のずれが明確になる。
ダのときはリズム。
オのときは横の流れを意識する。変わり目の音色を変えてみる。
箱Dのworldのワーをもっと出してよい。メロディー全般に言える。
45小節目、他のメロディーが来るときに気付かれないように道を譲る。
50小節目のアルト、テナー一緒に練習するとよい。51小節目はソプラノとベースを合わせて練習する。内声だけとか、パート毎練習も有効。
54小節目のアルト、テナーの最後の音はスパッとしっかり入る。
ソプラノの59小節目~のミは聴かせどころ。
曲の最後の音は、アルトとベースが重要、音色をはめていく。
バリトンは、自信を持って鳴らすとよい。
F音のナインスにあたる。
<息吹>
課題、息が続かない。
テナー、最後に山を下りる時を目的地として、歌い始める。
女声、行きの流れが遅くなるとコントロールが効かなくなりやすい。
流れは止めないように。
伸びる音のところで無駄に息をロスしないようにする。
<もう一度>
出だしの伸ばすところを、カウントと同じ一定のリズムを保つ。
言葉の意味が伝わるために、言葉の初めの音を重く、言葉と言葉のつながりを意識して、音読する練習をする。日本語として自然でかつ伝わりやすいように、聞こえにくい音「は行」「や行」などをはっきりめに言う。助詞などは軽めで良い。
それを、大きなフレーズの中でつなげる意識で、息を前に押し出すイメージ。
練習では大げさにやって、意識の共有を図る。
リズムがよくなるし、何を言ってるかも伝わる。言葉が多い曲ではそうするとよい。
漏れや、間違いがあれば、補足お願いします。
日々の練習の参考にしてみましょう。
あくまでも、自分で考えるということを、かすみ先生はレッスンをするにあたって重視されていたようです。
では、がんばりましょう。
やす