あけましておめでとうございます。
元旦の朝日が特に特別っていうことではないでしょう。太陽は太陽、地球は地球。その区切りに意味を付けたのは人間。
その人為的な意味を前提に多くの行動をしている人間というものを、一度疑ってみるのも必要かもしれません。
若星Z☆天体観測部の初日の出ツアーのレポートをします。
今年も元旦の早朝に、仙台港近くの某所に集まりました。午前5時半。
そこから日の出スポットである、仙台港南側の駐車場に行くと、既に日の出目当ての車で混み合っていました。
星が出ていて、仙台火発方面の夜景もキレイな闇夜。
着いて少し経つと、東の空が明るくなってくるのが分かりました。
空が徐々に色を帯び、私達一行8人は車から降りて、朝日を待ちました。風が冷たかった去年の教訓からメンバーは防寒が完璧でした。
めいめい、歌を歌ったり、海鳴りを聴いたりして、刻一刻と明るんでくる空の下、日が昇ってくるのを待ちました。
風はあまりなく、しのぎやすい寒さでした。いつもより満潮気味で波打ち際が迫っていたように思いました。波も高くて、サーファーにとっては絶好と思われるようないい波がしばしば来てました。海に入っているサーファーは日の出前から増え始め、私達が帰る頃には30人近くいました。
去年より見物客は増えていて、300人くらいいたでしょうか?
サザンオールスターズ的な、渚での遊びをしていると、いよいよ日の出の気配があり、みんな瞬間を逃すまいと、シャッターチャンスをうかがってました。
ついに、夜が明ける。東は未来。日本に夜明けをもたらすのは、この東北の太平洋の海ではないか。
2020年初めにあたり、いい予感。この自然の厳しさとありがたみを忘れずに過ごそう。
初日の出ツアーを堪能した一行は、多賀城のバーガーショップで朝食をとり、冷えた身体を温めたのであった。
今年もよろしくお願いします。
やす