クリシェ進行というのは、音楽のコード理論上の進行パターンの一種です。
簡単にいうと、どこかのパートが半音ずつ遷移していくことをいいます。
階段を一段一段のぼる、あるいはくだるように。
目的のフロアに早く行きたいもどかしさ、を表現しているようです。
(本当は、二段抜かしで飛んでいきたいところを、一段ずつしかいけない、そういうせつなさ)
小林先生の楽譜にも多用されてます。発見してみましょう。
とくに、ベースの動きとしては常套句のようになってます。
先に紹介した番組「亀田音楽専門学校」でも取り上げられてます。
(参考リンク1)理論的に解説してくれているサイトもあります。うちやま作曲教室さん。
↓
https://sakkyoku.info/theory/cliche-01/#i-2
(参考リンク2)クリシェ進行が効果的につかわれている楽曲のまとめがあるサイト。ぎたりすとまっするさん。
↓
https://guitarist-muscle.com/cliche/#toc1
理論と実例を行ったり来たりして、不思議さを体感しましょう。
個人的には、小林先生楽譜で絶妙クリシェだと思うのは、「love love love」「粉雪」です。
「わかれば、おんがくは、ますます、たのしい。」
これはアカペラ講座のテーマに使えるかな、どうかな?
やす
本日の、百人一首。
わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ よをうぢやまと ひとはいふなり
きせんほうし@ろっかせん