ブルース・スプリングスティーンの歌い方が、なぜ妙に私の心を打つのだろう?
な、今日この頃。今週も気付けば火曜日となってしまいました。
今日は、若星Z☆は自主練でした。オリジナルソングでまだレコーディングが済んでないものを練習したようです。
ようですというのは、例によって練習が終わる時間までに着きそうな時間に仕事が終わらなかったため私は不参加でした。
休日を増やし、仕事時間を減らすという社会情勢。そして、仕事量は変わらないという事実。「どうしろと?」。
誰もが感じている矛盾。
不条理。
週末、土曜日の夜から未明にかけて、台風が来ました。東日本全体に甚大な被害を残していき、未だに被害の全容は明らかになってはいない状況です。
わがふるさと宮城にも、かなりの被害をもたらしました。
私の周りでは、近所の公園が湖に変わっていました。
かねてから計画されていた仙台合唱団の歌声喫茶は当初の予定通り開催されるということで、私も出かけました。
すると、玄関を出たところで駐車場に人が倒れているのを発見しました。
行き倒れかと思いびっくりして、近寄って声を掛けました。「どうしました?救急車呼びますか?」
良かったことに意識はハッキリしていて、「いや、それは結構、転んだだけ」という。
ただ、見るからに顔と手を擦りむいていて、血が出ていて、傍らにはコンビニで買ってきたであろう荷物が散らばっていました。
そして、アスファルトにうつぶせのまま起き上がることが出来ないでいる。
これは、一人での対応は難しいと思い始めたところへ若者二人が通りかかった、釣竿を持っていたので湖になった公園に釣りをしに行くところなのだろう、二人を呼び止めて救援を手伝ってくれるようお願いした。
ただならぬ状況をみて、若い釣り人二人は大体のことを悟ってくれた。
倒れている老人の家は、そこから100m以内の所にあるということなので、三人で帰宅の介助をすることにした、声を掛けながら脇を抱え、ゆっくり立つことができた、そしてほぼ自分の体重も支えて立っていられるようだ。
そこから、私が脇と腰を支えながら歩行介助し、もう一人は逆側の脇を支えたりエントランスのドアを開けたり、残るもう一人は散らばったコンビニの買い物を拾って持ち、ゆっくりとしたペースで、部屋の前まで歩いた。
「お大事に」と言って、
無事、部屋に送り届け、三人の任務は終了した。
これで済んだから歌声喫茶に行けた訳である、が、歌声喫茶が始まる前に相当つかれていたのは言うまでもない。
歌声喫茶にでも来そうな年齢にも見える男性で背はそれほど高くないが、幾分ぽっちゃりしていて、それを支えながら歩くというのは神経も体力も使うのです。
皆さんも、気をつけましょう。困った人がいたら手を差し伸べましょう。それから、自然災害の原因を作ってるのは人間だということを自覚しましょう。政治も経済も、究極的には自分が選んでいるということも自覚しましょう。これは話が飛躍したか?
今日職場に行ったら、岩沼在住の人で車が水没してしまったという人が身近にいました。
「自分だけは大丈夫」という根拠のない思い込みバイアスが怖いです。
やす