金曜の夜は、一人で人の少ない映画館に行ってレイトショーを観ることが選択肢の一つです。
が、今日はさすがに大型連休前だけあって、沢山の若者たちで賑わってました。
何を観に行ったかというと「キングダム」です。紀元前200年ごろの中国が舞台の、原泰久さんの人気漫画が映画化されたものです。
でかい夢を真っ直ぐにめざして行く主人公や、その周辺の人物たちに心を洗われました。
そして、私の最近の読書傾向として、中国の紀元前の物語を読んでます。宮城谷昌光さんの「太公望」など。
だから、私は、21世紀のジパングに住んでいながら、同時に紀元前の中国大陸でいくさに明け暮れ草原を馬で走ってるような生活にどっぷりと浸かっているのです。
私がどこか上の空なのは、春だからという以外にも(天然という以外にも)理由はあったわけです。
さて、明日からゴールデンウイークですね、あまり浮かれ過ぎないようにしなければなりません。
我々は、歌を歌う人達ですので、「音取り」や「暗譜」をしなければならない歌が、山ほど用意されているのです。
どこかに出掛けながら、または遊びながら暗譜できるのが理想です。究極的には、本番が遊びになればいいと思っています。お客様も楽しめるように。
ただ、リズムや和音に対する感受性が鋭くなってくるとそれが楽しくて真面目になってしまって、お客様の視点とズレていってしまうのも事実です。その辺が課題かも。
やす