「どれほどおおぜいの力が要ることだって、
最初の「わたし」がいなかったら、
そして、その「わたし」があきらめてしまったら、
きっとうまくいかないだろうと思うんです。
ひとりじゃなにもできない。
でも、ひとりがいなきゃ、なにもできない。
「わたしだけ」じゃなにもできない。
でも「たったひとりのわたし」がいなきゃ
やっぱりなにもできない。」
糸井重里「ふたつめのボールのようなことば。」より
今年2月に、日本のうたごえの全国総会で、アカペラ講座の運営に取り組んだ若星Z☆の活動を紹介してきました。
その時点では、若星Z☆の中では「今年アカペラ講座をする」という話は全くなかったです。
私も「今年はないか」と思ってました。
全国で発表することで、聴いてくれた誰かが、感化されて同じような活動に取り組み、そこで若星Z☆としてもノウハウを全国展開するなどのサポートができればいいかな、ぐらいの気持ちでいました。
ところが、私が東京から帰ってきてみると、「またアカペラ講座をやってみないか?」という声がメンバーの中から上がってきました。
前回、企画運営したことで、相当の苦労があったのだが、それ以上のメリットを知ってしまったメンバーたちが、その後に新しく加わったメンバーたちに「アカペラ講座ってどういうものか」を説明するところから始まりました。
説明できない部分も多い。なんとなく、いい人たちが集まってくる、そんな空気感のようなものを得ることができている。なぜだかは分からない。風通しがいい。それが、前回のアカペラ講座から始まったような気もしている。
3月・4月
前回よりも少し規模拡大した講座を目指して、徹底的なプロモーション活動・・・という名の春先ドライブお出かけを行った。
5月開講
受講申込み、見学者を含めると約15名。最終的には10名が修了。
当初目指していた規模を達成することができた。
開講途中で、若星Z☆への入会希望者が2名あり、もう一人の新メンバーも加えて、若星Z☆としても力がプラスされた。
「調理部」という親睦イベントで、パエリア・餃子・カレー・巨大プリン等を食べつつ交流を深めた。
心が通じ合わないと、ハモれないという考えからこのような行事も重視してます。
9月
受講生の関係で高校の学園祭に出演
人の輪が広がるといろんなことがあります。
10月、11月
各区民祭りや歌声喫茶「バラライカ」などで演奏し、場数を踏む。
12月
今回のコンサートは、小編成・中編成のグループと全員で歌う曲を決めて、出演者はそれを中心に練習した。
1人1人の負担が減ると同時に、歌いなれている人にとっても少ない曲数を掘り下げることができるというメリットがあった。
結果として、質の高い、かつメリハリの利いたステージに仕上げることができた。
また、全体の時間枠からのバランスを考え、フルコーラスで演奏するものと、省略するものに分けたことも、引き締まったステージ構成に貢献した。
男声コーラスや女声コーラスも一部実現できた。
人数規模が増えたことで、できるバリエーションが広がった。
そして、今後の可能性も、垣間見えてくるような「アカペラ講座」活動であった。
多分、メンバーや受講生の頭には「今度こうしてみよう」っていう構想がたくさん浮かんでることと思う。
私の中にもアイディアが浮かんできました。
それは、実現するかも知れませんし、自分が思う以上の形で叶えられるかも知れません。
一応、年末なのでまとめます。
いい一年でした。
やす