今日3月21日、ある小学校の閉校式がありました。100年ほど続いていた歴史に幕を閉じました。
私もその卒業生の1人。人づてに聞いてはいましたが・・・。これで、思い出の小学校と中学校(以前に閉校していた)がなくなりました。
田舎ながら、よく今まで続いてくれた。頑張った方なのかもしれない。家からは父が式典に出たようで、式次第が転がってました。
幸福はどれも似たようなものに見えるが、不幸の形はそれぞれ違う。
田舎の学校の過酷さも、それぞれ違う。そのような環境で、日本の財ともいうべき人財がたくさん育った。厳しい環境そのものから、学ぶべきものが多かったことを考えると、まだまだ存在意義はあったと思うのだが。
子供が少ないからと、都会の学校にひとまとまりにしていいものなのか、日本の教育。
だいぶ話がそれました。今日の本題は「息吹」についてと思ってました。
生原稿と空想インタビューです。
作曲者である沼ちゃんの最初のイメージは、「祈り」だったそうです。
曲を聴いたその日に、家に帰って録音を何度も聞き返しながら、詩をつけるという作業をしました。
思い描いたのは、田舎の小学校、中学校時代、何かを頑張っている友達の姿です。そういうものは、卒業して終わりというものでもなくて、その後の人生にも続いていくものだと思うのです。その頑張ってた人は、その何倍も頑張るようになるし、当時それを見てた自分もそこからの刺激を受け続けていくので。
だからこれは、今卒業せんとしている学生のための卒業ソングであると同時に、すでに卒業している大人のための卒業ソングでもあるのです。
やす