今週の練習の時、メンバーのちーちゃんからポエム部にエントリーがありました。
(以下)
「ずーと まっすぐ(Ver.2)」
作詞 ちい
この道を ずーとまっすぐいくと どこいくの?
家の前 ランドセルの集団を 追いかけながら 4才の私
学校 1年生になったら君も歩くんだよと
頭をポンと撫でた 働き盛りの父
この空をずーとまっすぐいくと どこいくの?
車の中 ガラス窓に顔をくっつけながら 5才の私
外国 あの飛行機が向かう先はどこだろうねと
傍らで微笑んだ まだ在りし日の祖母
この場所は ずーとまっすぐいけば たどりつくの?
天気予報 晴れマークの下の地名を指差す 6才の私
そんなに 知りたければ自分で調べなさいと
入学祝に 地図帳を与えた母
人生は ずーとまっすぐいくと どこいくの?
素晴らしい人との出会い いつやって来るの?
夢中になれること 自分で見つけられるの?
お酒を美味しく 思えるように なれるものなの?
何より 自立した大人として 私 歩んでいけるの?
あの時の地図のどこを見ても まるでわからぬと
もがく受験生の私
こればかりは 自分の五感を駆使して つかむものさ
幾千の 「ずーとまっすぐ」を重ねても
まだ 答えは出し切れぬまま
ただ忘れないでくれ!!
「ずーとまっすぐ」を繰り返してた頃の キモチだけはと
チューハイ片手に 20年後の私
その脇で ずーとまっすぐいくと どこいくの?
せんべいをかじりつつ 旅番組の道を指す
還暦過ぎの母と ロマンスグレーの父
(以上)
我こそは詩人という方、いつでもエントリーOK、ポエム部でした。
ちーちゃん、ありがとうございました。忠実に写したつもりですが、意図と違うところあれば直します。
やす