私ほど相応しい人間はいないのではなかろうか?
もし、宮城山形大使というものがあるのなら。
もう何往復したかわからない、奥羽山脈を越えて。どちらの県の良さも本当に知っているのは私ぐらいでしょう。
とは言え、今回は約2年ぶりの山形、丁度花笠まつりの真っ最中の山形に行ってまいりました。
私がプロデュースした「ビミョー企画」山形の合唱団の公開練習を見学しに行こうツアーです。
この企画、実は何年もの間温めていたんですが、今回突如として機が熟しまして、催行に至りました。
「他の合唱団ってどんな風に練習してるのだろう?」
という疑問から、音楽作りや、発声の仕方のヒントを得るためというのが目的でした。
合唱団Pianetaさんで公開練習をするということを知り、これはちょうど良いと思ったのが経緯です。
現在七夕祭りが行われてる曇りがちな仙台が嘘のように、笹谷トンネルを抜けると、快晴の夏世界が待ってました。そうなんです、これが山形の暑さです、思い出しました。時間調整の為、西蔵王の方を周って絶景を楽しみながら、目的地の公民館に着きました。
そして、中世ヨーロッパの宗教音楽の練習を見学させて頂きました。歌ってるのは若星Zと同世代ぐらいの、つまり21世紀の東洋人です。これだけ時代と人種に隔たりがあっても、音楽を再現出来て、聴く側は何某かの感動ができる。これを奇跡と言わずして何としましょうか?音楽の普遍性を感じざるを得ません。
そのあと、地元の人に人気のある蕎麦屋で冷やしラーメンや蕎麦を食べました。山形は麵王国なのです。
そして、物産館のようなところで、めいめいお土産を買ったり、ソフトクリームやシェイクを食べました。
その後、何と言っても温泉王国でもある山形の、蔵王の中腹の知る人ぞ知る温泉に行きました。だいたい入り尽した私が勧めるのはこの「天神乃湯」です。露天風呂が森に囲まれていてとてもリラックスできます。施設や設備がいつも小ぎれいで清潔感があるのもポイントです。
温泉に癒された一行は、ちょっとしたパノラマビューを背景に、
安心してください・・・
「歌ってますよ!」
そして、パンやラスクで有名なシベールで、ウサギに絡んだり、絡まれたりして帰ってきました。さてご利益はあるでしょうか?
「ビミョー企画」にも関わらず4人で行くことができました。ありがたいことです。楽しんでくれてれば何よりです。
やす