今年は、毎年参加させてもらって楽しんでいた仙台合唱団の望年会がなく、その中で目玉イベントである和田さんクイズにも参加できないこととなりました。これがないと年が越せないというものも当たり前のように中止になってしまう昨今の情勢です。
年末の客で賑わう朝市に来て、今年あった事や、来年の抱負を言い合うというのが恒例となっていたので、もう年末に朝市に行くというのもないかと思うと、懐かしい気持ちにもなります。
今年も、和田さんはたくさんの本を読んだに違いありません。あるデータによると、宮城県民の読書量は女子は全国でもトップクラスであるようです。男子も頑張らないと。
さて、今年なんといっても若星Z☆にとって大きかったのは、小林先生の逝去でした。
本当ならこれで、ゲームオーバー、ラブイズオーバー、となってもおかしくないほどのインパクトでした。
しかし、われわれは、何とか続けて活動できています。そしてこれからも発展していくでしょう。なぜそれが可能だったかというと、数年前から、メンバー1人1人が自律していった結果だと思います。
ずっと、講師に頼らない活動を余儀なくされてきて、道を模索してきた面もあります。そして、要所要所で指導を仰ぐというスタンスでやってきたことが、現時点で活動できていることにつながっているのだと思います。
講師を突然失ったことは、かなりの損失ではあるものの、やはりその距離感も含めて、先生が残してくれたものは大きいと感じました。
そして、必要十分なことは全部楽譜の中にあります。これは上野さんが言ってた通りです。また、仙台合唱団のブログなどにも、その言動が残っています。
私が小林先生と知り合った初期の頃は、アカペラ講座は自ら変人を自認する人達の集まりでした。そして、先生もまた自分を変人と標榜してはばからないという、ゆるさというか、入りやすさに、随分救われたことを憶えています。
このコロナ禍で、孤独を抱えた学生や社会人が、より多くなったように思います。
感染はくい止めなければならない。その中で、歌は合唱は、不要不急ですか?あるいはスポーツはどうですか?という言われ方もして、今までの通常は通常ではなくなっています。
しかし、困ってる若者がいる以上、若星Z☆のような場所は必要で、その門は常に開いていないといけません。
変なことをたくさん企画して、何か面白そうだなと思ってもらえるようにしていきましょうか。私にも、皆さんの変人菌がうつったようです。
やす